日本脳炎の予防接種を受けられる患者さんへ
@平成17年から消極的接種となっていた日本脳炎のワクチンが平成21年7月1日から新しく製造されたものが販売開始されました。
A当然公費接種ですので無料で接種できます、また平成23年5月から法律が変更されたため平成7年4月1日から平成19年3月31日までに生まれた児も合計4回まで公費接種できるようになりました(接種年齢は20歳まで可能です)。さらに平成19年4月1日以降に生まれた方もある条件付で公費接種できますので当院でご相談ください。
B平成23年8月現在すでに約10年以上新しい日本脳炎ワクチンが接種されていますが、大きな副作用は報告されていません。日本脳炎は豚を介して感染することがほとんどですので滅多に感染しませんが、一度感染し発症すると後遺症なく元の元気な体にもどるのが非常に困難ですので、副作用の心配はほぼありませんから接種時期になった児および接種漏れのある児は可及的速やかに予約の上接種しに来院して下さい。
C日本脳炎ワクチンは不活化ワクチンですので、日本脳炎ワクチンを接種してから1週間たてば違うワクチンを接種することが可能です。
D特に小学校4年生で接種するU期のワクチンを接種漏れの児が多いですから、一度母子手帳を確認してください。
新しい日本脳炎予防接種に関する当院の考え方の概要