5月9日(日)
独り言

◇ゼリーで窒息

 のどにゼリーを詰まらせた長男(当時3歳)が窒息死したのは、川崎市立川崎病院が救急搬送を受け入れなかったためとして、同市内の両親が同市に約2000万円の損害賠償を求めた裁判で、両親と川崎市は13日、横浜地裁川崎支部で、同市が両親に和解金300万円を支払うことで和解した。また同市が「救急医療体制、救急患者の受け入れ態勢整備、充実を目指す」ことも和解条件に盛り込まれた。

 訴状などによると、長男は03年8月7日、自宅でこんにゃくゼリーをのどに詰まらせた。救急隊員が同病院に連絡したが、受け入れを拒否された。12分後に再び要請し、受け入れられたが、長男の心臓は停止しており、同日夜に死亡が確認された。市側は裁判で、最初の受け入れ拒否の理由を、他の患者の搬送中で小児科で受け入れは不可能だったなどと主張していた。

 母親(36)は「ここまで来るのは長かった。和解で、救急医療が約束された通りになり、悲しい思いをする子がなくなるよう考えてほしい」と訴えた。【山衛守剛】

ご無沙汰しています。13日の毎日新聞の記事です。最近このようなケースの記事をよく目にします。
例えば、公園で背もたれのないベンチに座らせていた子供が後ろに転倒し、そこにあった植木に頭が刺さり死亡した事件、これも裁判で市か区が賠償金を払ってしまいました。
ぼくに言わせればなぜ和解したのか理解に苦しみます。1つは、川崎病院の小児科医は搬送要請あった時に重症の患者を治療していたため受け入れを拒否していたようです、仮に1回目の要請があった時手が足りないのも省みずこの患者を搬送させていて、結局処置が遅れて死亡したら、それでも訴えられて賠償金を払わされていたとすると、もし僕がそこにいて訴えられない方法を考えるとすると最後まで要請を断り続ければよかったのか(?)と考えます。2つ目は、こんにゃくゼリーを食べさせた母親の責任はどこへ行ってしまったのでしょう?この母親は病院を訴える前に、幼児管理不行き届きで自分自身を訴えなければならないのです。よく恥ずかしげもなく裁判に訴えたと開いた口がふさがりません。それどころか悲しい思いをする子がなくなるように考えてほしい等と暴言を吐いています。悲しい思いをする子をなくさなければいけないのはあなた自身じゃないのでしょうか?!こんなことが今後平気でまかり通るなら、それでなくても小児科医不足なのに、ますます小児科医になり手がいなくなることを裁判官はどう考えているんでしょうか。

僕のこの意見に対し、これを読まれたお母さんの意見を是非お伺いしたいので、よろしければなんでも相談室の方に投稿していただけるとありがたいです。子供は医者が守るのではなく、親が守るのです。僕たちはほんのささいな手助けができるだけですから。